メタクリル樹脂は、メチルメタクリレートを主成分とするアクリル樹脂です。透明性と耐候性、耐薬品性に優れており、かつ汚れにくく、いつまでも美しさを失わない材料であるために、プラスチックの女王と言われています。 この樹脂は、第二次世界大戦前から航空機に風防ガラス等として使用されていましたが、戦後は割れにくい有機ガラスとして、広告用途では看板、自動車用途では照明用カバー等、電気機器用途では光ファイバー、ディスプレー等、医療用途では歯科材料、人工関節の接着剤等、その他、水族館の巨大水槽等々、様々な分野で活躍しております。

速硬性・低温硬化性に優れ、硬化後の経時変化が無い
反応が常温で進行する常温硬化型であり、重合はエポキシ樹脂やウレタン樹脂の付加重合と異なったラジカル重合タイプです。
従って、樹脂に適量の硬化剤(重合開始剤)を加えると、連鎖反応で硬化が進行し、約20〜60分で反応(硬化)が完結し(停止反応)、以後は硬くなったり割れたり等の経時変化が起こる事はありません。
又、冬季−15℃の低温環境の中でも速やかに硬化します。
軟質から硬質まで多様な物性
組成により軟質から硬質まで、また、低粘度から高粘度までの分子設計が出来る為各種用途、工法に応じ強度、弾性係数等の物性を自由に選択出来ます。従って、粘弾性に富んだ物性を持ち下地追随性に優れコンクリート等の微細なクラックの中に含浸硬化する浸透性樹脂を作る事が出来ます。
耐候性・耐薬品性に優れる。
生成した樹脂硬化物は、ポリマー主鎖が強靭な炭素−炭素結合であることやベンゼン環、遊離アミン等を含まない事から非常に耐候性、耐久性に優れています。又、酸やアルカリ、塩等と反応する分子構造を持たない為、非常に耐薬品性、耐水性、遮塩性に、優れています。
耐摩耗性・施工性が良く滑り抵抗値は高い。
用途に合った骨材を加える事に依り、耐摩耗性、耐久性に優れた樹脂モルタルを作る事が出来、滑り抵抗値はBPNで60以上であります。又、施工性が良く、現場にて特に熟練を要することなく均質な樹脂モルタルを作る事が出来ます。
接着性良く重ね塗り可能。
アスファルトコンクリート、鉄片、木片等に良く接着し、厚塗り、重ね塗りが自在に出来ます。
環境にやさしい
有機溶剤を含まないため、人体にもやさしい材料です。